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作詞No.0003『ライラック』初恋と青春の詩|こむぎいズム

ライラックの歌詞の一部を書いていて、後ろにライラックの花をバックに黒の半袖ワンピースを着て移ろいげにこっちを見てる女性のイラスト

作詞No.0003。電車の中で生まれた一編。花言葉の意味を超えて、心に残る「ライラック」の詩。

制作日:2025年4月15日
制作時間:5分

明るく
激しく
佇む花は

空の名残を
残してただ
枯れてゆく

その花の名前は
何もないけれど
たとえれば
そこにある
残り香が
触れゆく

語ること
しらない

例えて
言うのならば
花の名前
ライラック

いつの日も
いつの間に

気づけばそう
呼ばれていたよ

ライラック
慕情の劣情を
くすぐり
人のこころの中に
残って
そして消えてゆく

その花の名前は
何もないけれど
たとえれば
そこにある
残り香が
触れゆく

例えて
言うのならば
花の名前
ライラック

※制作・著作は「ミカエル・こむぎ」にあります。
このサイトに記載されている、歌詞・文章等の一切の無断使用を禁じます。


「ライラック」に込めた想いと、言葉が降りてきた朝の記録。
初恋・思い出・青春の花言葉に導かれて生まれた詩。

🎵 制作時間: 5分
📅 制作日: 2025年4月15日
🗒️ 制作場所: 朝の電車の中
🌀 キーワード: 哲学/ライラック/花/繊細/花の香り/リフレイン/
思い出/初恋/青春の記憶/無垢



🫧 一言メモ:
朝の電車でそこそこ空いてる車内で座っている時に「ライラック」と言葉が降りてきたので、
少しイメージしたところ、「明るく 激しく 佇む花は」とフレーズが浮かんできて、
そのまま一気に書き上げました。
降りる駅に着き、最後のフレーズ
「例えて 言うのならば 花の名前 ライラック」
ここは電車を降りた後にスマホで打ち込みました。

ちなみにライラックの花言葉は
紫のライラック:初恋・思い出・青春の記憶
白のライラック:無垢・若さ・純潔
こんな意味になるらしんですが、

歌詞を書いた時には花言葉はなんやろう・・・?と確認する間もなく、
とりあえず浮かんだ言葉を綴らないと、すぐに消えてしまうので、
後で調べてみたところ、書いた歌詞との内容と花言葉が一致していて
電車を降りてからかなりびっくりしました。
こんなことってあるんだなと。

私の場合いつもなんですが、歌詞を打つときは、メロディーが頭で鳴っていて、
情景が頭に浮かぶ、この状態をキープしながら、歌詞を書くため、作曲した時に
とても心地よい文章のリズムになっているんですよね。

たま〜に、歌入れをスマホでするんですが、その際も頭で情景を浮かべながら、
すでにあるかのように、メロディーと歌詞を同時に録音します。
全く何もない状態から突然曲が出来上がるという不思議な感覚も
普段ごく普通にできている自分がすごく不思議でたまりません。

この「ライラック」の歌詞の意味の後ずけですが、
花は同じ場所に居続けて、誰かもわからない人たちの感情を香として花は触れていて、
そしてその感情を残り香として花の匂いに閉じ込めている。
けど、その人のことは誰もわからないので、芳しい残り香だけが人の心に伝わっていく。
そして人の記憶から消えていく。

まさにこれは「初恋・思い出・青春の記憶」と同じ意味になります。

もし誰かを好きになった際には、自分の気持ちをライラックの香りと名づけてみたら
素敵な想い出になるかもしれませんね。

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